レコード・CD棚

所持してるレコードとCDの記録

レッド・ツェッペリン  プレゼンス

プレゼンス

90年代の終わり頃だったと思いますが、渋谷パルコでヒプノシス展があって、そのときストーム・トーガソンさんが展示物の何点かについて会場を歩きながら解説してくれました。

で、このアルバムに関してのトリックのお話なんですが、手に入れて20数年、聞くまで全く気がつきませんでした。実は存在感たっぷりなテーブルの上のオブジェは、写真をくり抜いた「穴」なんです。ジャケット内側に実際のオブジェの写真を配してるので、すっかりそれを置いての撮影かと思ってたら、ジャケ裏の写真にあるものも内側にあるスナップ写真に写っているものも全部切り取った「穴」w

presence(存在感)と言うタイトルのアルバムのジャケで、存在感あるオブジェが、実は存在していない「穴」という、いかにもイギリス人なユーモア。存在感ある虚像なんて、すごいアイデアだしセンスだと思いました。

イエス  リレイヤー

エス  リレイヤー

1974年作

ロジャー・ディーンが担当したイエスのオリジナルアルバムのジャケットとしては、珍しくグレー基調で、人物まで描かれているのって、これだけかもしれません。たった1枚の参加で去ることになったパトリック・モラーツでしたが、素晴らしい演奏を残しました。

エアロスミス  ロックス

 

エアロスミス  ロックス

48年前、中学に入学し、自分の小遣いを貯めてレコードを買うようになって、まだ棚に10枚あるかないかの頃にすでにあったアルバムです。自分にとってのロック原体験の一つと言っていいかも。いまでもエアロで一番好きな作品です。世間的評価でも最高傑作扱いだと思いますが。当時の情報源はラジオでした。ローカルAM放送の「ヤングスタジオ1430」という帯番組の土曜日の放送に、リクエストによる洋楽のベストテンコーナーがあって、キッス、クイーンと並んでエアロがよくかかっていました。他にはアース・ウィンド&ファイアとかをその番組で覚えたんだったな。懐かしいなあ。

テンペスト  1st

テンペスト 1st

原盤を手放し後悔してたテンペストの1st、国内初版の変形ジャケLPを2000円弱でゲットできたのはラッキー。CD持ってるからといって手放してはいけないLPでした。イギン・ボトムのLPが手元に再び来ることはなかろうなあ。愚かなことしたわい。

ソフトマシーン加入直前のホールズワースの演奏が聴ける。後年あまりこういったロック色の強い演奏はやらなくなるので、そういった意味でも貴重。めちゃかっこいいです。

ドン・フリードマン  サークル・ワルツ

ドン・フリードマン サークル・ワルツ

適当にジャケ買いしたつもりが、内容も伴ってたというラッキーな出会いでした。40年経ってもターンテーブルに乗る頻度多め。アルバムタイトルにもなっているサークル・ワルツという曲が美しい。エヴァンス好きの方にオススメしたい。まあ大抵すでに聴いてると思いますが。

チューリップ  魔法の黄色い靴

チューリップ  魔法の黄色い靴
1972年発売のデビューアルバム。アルバムのタイトルにもなった魔法の黄色い靴は、当時のフォークソング(ニューミュージックというジャンル名はまだなかったと思う)としてはあまり他で聴いたことのない変わった転調をする曲で、耳コピでコードが拾いきれなかった思い出がある。今でもすんなりは弾けないけど。歌詞がユーミンの「まちぶせ」と同じで、よく考えるとちょっと怖いw 
先日最後のツアーを終えられたそうで、半世紀以上もお疲れ様でした。自分がコンサートに行ってた頃でも、すでにベテランバンドという感じだったけど、今思うとデビューして10年くらいの頃だったんだなあ。

井上陽水 東京ワシントンクラブ

井上陽水  東京ワシントンクラブ

76年の暮れに発表された2枚目のライブアルバムで、フォーライフからの作品としても2枚目。翌年大麻所持で逮捕されたせいかどうかわかりませんが、現在でも無かったことみたいな扱いになっています。ジャケはほんとにタバコかな?とか思っちゃったりw。内容的には前ライブアルバム「もどり道」ほど良くはないですが、まあ無かったことにするほど悪くないです。というか結構好きです。東京ワシントンクラブという曲は、のちのパフィーへの提供曲「アジアの純真」を思わすよくわからない歌詞で、当時、はは〜ん、さては大麻吸いながら書いた詩だな?思いましたw 

長らく絶版でしたが、近年出たボックスセットに初CD化され収録されたようです。単独での発売も噂されましたが、そっちは無しになりました。