レコード・CD棚

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レッド・ツェッペリン  プレゼンス

プレゼンス

90年代の終わり頃だったと思いますが、渋谷パルコでヒプノシス展があって、そのときストーム・トーガソンさんが展示物の何点かについて会場を歩きながら解説してくれました。

で、このアルバムに関してのトリックのお話なんですが、手に入れて20数年、聞くまで全く気がつきませんでした。実は存在感たっぷりなテーブルの上のオブジェは、写真をくり抜いた「穴」なんです。ジャケット内側に実際のオブジェの写真を配してるので、すっかりそれを置いての撮影かと思ってたら、ジャケ裏の写真にあるものも内側にあるスナップ写真に写っているものも全部切り取った「穴」w

presence(存在感)と言うタイトルのアルバムのジャケで、存在感あるオブジェが、実は存在していない「穴」という、いかにもイギリス人なユーモア。存在感ある虚像なんて、すごいアイデアだしセンスだと思いました。