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ディープ・パープル  カム・テイスト・ザ・バンド

ディープ・パープル  カム・テイスト・ザ・バンド
70年代のディープ・パープルの最後のスタジオ盤。ギタリストは、あの悪夢のラストコンサート・イン・ジャパンの印象で、日本における評価が最悪のトミー・ボーリンですが、このスタジオ盤は素晴らしい出来です。個人的にはパープルの最高傑作。もはやパープルではなくなったとジョン・ロードが解散を決めたそうですが、それは確かにそう。音楽性はハードロックの範疇を超えていました。
トミー・ボーリンジェフ・ベックにも影響を与えた素晴らしいセンスとテクニックを備えたギタリストだったのですが、いつも誰かの後釜みたいな感じでバンドに参加してて、ちょっとかわいそうだったな。パープル解散後にすぐに亡くなっちゃったし。ビリー・コブハムスペクトラムへ参加した時は、ロックサイドからジャズ・フュージョンへ初めて呼ばれたギタリストだったんじゃないかと思います。そのスペクトラムで演奏されたストレイタスという曲は、ジェフ・ベックもライブで随分カバーしていました。